ChatGPTが話題だけど
- 始め方が分からない
- AIツールって本当にいいの?
- どんなことに使えるの?
と考えている方に向けた記事です。
この記事ではWebライター歴1年の私が、ChatGPTについて
- 使う際の注意点
- 無料版の始め方
- 有償版の登録方法
- 具体的な使い方
- 利用シーンの一例
を紹介します。
実際に記事執筆にもChatGPTを使っていますので、体験を交えながらお伝えします。あなたも最新の技術に触れて、AIツールを使いこなしましょう!
日本語で分かりやすいツールを使いたい方には「Catchy」もおすすめです。
\ 無料で使える /

ChatGPTとは?

ChatGPTは、無料で文章を生成できるAIツールで、質問を入力すると10秒程度で回答を生成します。
スイスの投資銀行「UBS」は、ChatGPTの利用者がサービス開始から2ヶ月で1億人を超えたと発表しています。ユーザー数が1億人を超えるのに、TikTokが9カ月、Instagramが2年半を要したことからも、人気のすごさがわかります。
日本語でも使えることと、チャット型で使いやすいことから日本でも人気のツールです。
Google検索との違い
ChatGPTは文章を生成するためのツールで、Google検索は情報を検索するためのツールです。
ChatGPTは、OpenAIが開発した人工知能のモデルを使用して自然言語の生成を行います。
このモデルは、入力された質問やコマンドに対し、文章や回答を生成する特徴があります。
一方Google検索は、インターネット上の情報を検索するためのツールです。
全世界のウェブサイトから情報を収集し、検索エンジンアルゴリズムによって結果を表示します。
使用モデルはGPT-4
ChatGPTの有料プラン「ChatGPT Plus」に加入すれば、最新の言語モデルGPT-4を使えます。
無料プランの場合はGPT-3.5しか利用できません。
2022年3月に発表されたGPT-4は高性能な言語モデルであり、Transformerと呼ばれる深層学習の手法を用いています。
GPT-4を使用すると、文章や文脈を入力することで正確な文章を生成することが可能です。
アメリカの研究者からは、GPT-3.5を使用して米国司法試験を受けた結果も報告されています。
参考:ChatGPTの言語モデル「GPT-3.5」、司法試験を受ける 結果は?
無料でも利用できる
ChatGPTは、Googleアカウントと携帯電話番号があれば、誰でも無料で使えます。
有償版「ChatGPT Plus」もありますが、加入しなくても無料で利用可能です。

有償版が流通しても、無料版の提供は継続されます。
TwitterでPpenAI社が公言しています。
ChatGPT Plusに課金すると、ピーク時の応答時間の短縮と信頼性が提供されます。まずは無料で試してみて、ストレスを感じた方は課金しても良いかもしれません。


スマホでも使える
ChatGPTはスマホのブラウザでも使えます。通勤時間はもちろん、ちょっとしたことでも利用できます。
たとえば
- プレゼン前に情報の根拠を確認する
- 面接前にリラックスする方法を調べる
- 買い物中に夕食の相談をする
チャット形式で手軽に利用できる点も、ChatGPTが人気を得ている理由のひとつです。
Googleも対抗システム「Bard(バード)」を導入
GoogleもChatGPTに対抗するためのチャットボット「Bard(バード)」を導入する予定です。
執筆現在(2023年4月21日)には日本でもサービスも開始されていて、利用するにはウェイトリストへの登録が必要です。



ChatGPTは、Google検索の大きな脅威となる可能性があると言われています。
事実、ChatGPTの登場にGoogleの経営陣が「コード・レッド」を宣言したことが大きな話題になりました。
2023年2月8日、MicrosoftがOpenAI社の大規模言語モデルを搭載した、検索エンジン「Bing」を発表しました。今後も業界から目が離せません。
ChatGPTを利用する際の注意点


ChatGPTはAIといえども万能ではありません。いくつか注意点がありますので、押さえておきましょう。
情報漏えいの可能性がある
ChatGPTには、機密情報や個人情報に関する質問はしないようにしましょう。
あなたが質問した情報が、他の人への回答に使われる可能性があるためです。
- AmazonでChatGPTに機密情報を入力した
- Microsoftの社内フォーラムで「ChatGPTに機密データを送信しないように」と警告が出た
ChatGPTのプライバシーポリシーにも「努力はしますが責任は負いません」と書かれています。
利用の際はChatGPTのプライバシーポリシーをよく読みましょう。
回答が違っている可能性がある
ChatGPTは、間違った回答をすることがありますので気をつけましょう。
「Search on the web」というボタンで根拠のサイトを表示できるようになりましたが、そもそもそのサイトが間違った情報を掲載している可能性もあります。
ChatGPTで生成された文章でも、最終的な責任は発信した人間にあります。最後は、人間の目でチェックしましょう。
計算は苦手
ChatGPTは言語処理を行うAIを使用しているため、計算が苦手です。
4桁のかけ算を試してみたところ以下の答えでしたが、正解は7,143,626です。


AIといえども完璧ではないことが分かります。
ChatGPTの始め方
無料での利用方法を解説します。
ChatGPTにアクセスし「TRY CHATGPT」をクリック


「Sign up」をクリック


- メールアドレス
- Googleアカウント
- Microsoftアカウント
のいずれかで登録できます。
ここではGoogleアカウントで登録します。


使用するGoogleアカウントを選択します。


First name:下の名前
Last name:名字
を英語で入力しましょう。
名前を入力したら「Continue」をクリック


携帯電話番号を090または080から入力し「Send code」をクリックします。


携帯電話に届いた認証コードを入力すると登録完了です。
ChatGPT Plus(有償版)の加入方法
【2023年2月12日追記】
ChatGPT Plusは日本のユーザーでも加入できるようになりました。
加入方法や、無料版との比較はこちら。


2023年2月7日現在、ChatGPT Plusはアメリカのユーザー限定で利用されています。
日本ではすぐに加入できず、利用するためにはWaitlist(ウェイトリスト)に登録して順番待ちをする必要があります。
ここでは、Waitlistへの登録方法を紹介します。
ChatGPT Plusの入力フォームにアクセスし、
メールアドレス国使用範囲使用用途ChatGPT Plusが利用になったらメールを受け取るか
を入力して「送信」をクリックすれば登録は完了です。
ChatGPTの使い方


ChatGPTにログインしたら、画面下部に質問を打ち込んでEnterまたは紙ヒコーキボタンをクリックすると回答が生成されます。


「ChatGPTの使い方を教えて」と入力したら、丁寧に教えてくれました。


文章が途切れた場合は「続きをお願いします。」と入力すると、続きを書いてくれます。
ただしChatGPTが作成した文章の信頼性は、人間が見て判断するしかありませんので注意しましょう。
英語で回答された場合は「DeepL」などの翻訳ツールで翻訳すれば問題ありません。
ChatGPTの利用シーン


ChatGPTはさまざまなシーンで利用できます。
ここでは具体例として下記の6つを紹介します。
- Google検索の代わり
- 記事の文章生成
- 学生の勉強
- コーディング
- Excel関数の記述
- 会話相手
ぜひ色々と試してみてください。
1.Google検索の代わり
調べものをしたいときなどにChatGPTを使う方法です。
複数のWeb上の情報をまとめてくれますので、長い記事を読むことなく回答を得られます。


2.記事の文章生成
ライターやブロガーの方なら、記事の文章執筆に役立ちます。
生成された文章が、そのまま使用できる品質でなくても言い回しや切り口のヒントになりますよ。


3.学生の勉強
ChatGPTは、学生の勉強にも使えます。
計算は苦手ですが、言葉で説明を求められるような内容であれば聞いてみる価値はあります。


4.コーディング
一番驚いた利用シーンが、コーディングです。
プログラミング言語のソースコードも書けます。


5.Excel関数
Excelでやりたいことを文章で説明すると、関数を教えてもらえます。


実際にExcelを作ってみたら、見事にリストができました。


6.会話相手
ChatGPTは、同じチャット内なら前の内容を覚えているので、会話のようなやり取りができます。
悩み相談や上司の愚痴を聞いてもらってもいいかもしれませんね。


無料で使える日本語AI「Catchy」
無料でChatGPTを使っていると、アクセスが集中したときにエラーが出る場合があります。また英語での表示なので、翻訳を使ってもよく分からないことも。



そんな時はAIライティングアシスタントツール「Catchy」がおすすめです。
日本の「デジタルレシピ」という会社が運営しているため、操作パネルはすべて日本語です。100種類以上の利用シーンに合わせて文章を生成してくれるので、どんな人でも使えるでしょう。
無料でも10クレジット(文章生成で消費するポイントのようなもの)使えますので、ChatGPTを使っていてストレスを感じたら試してみてください。
まとめ
今回はChatGPTの始め方や注意点、Waitlistへの登録方法を紹介しました。
ChatGPTは無料で利用でき、さまざまなシーンで利用できる便利なツールです。半面、無料だからこそアクセスが集中して使えなくなったり、間違った回答が返ってきたりする可能性があります。
最近は多くのAIツールが話題になっています。おすすめのAIツールを厳選した記事もありますので、参考にしてみてください!


ChatGPTだけでなく多くのツールに触れて、最新のテクノロジーを使いこなしましょう!


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