ChatGPTの有料版「ChatGPT Plus」に興味があるけど、課金すべきか迷っている人は
- 本当に混雑時も使えるの?
- 文章生成の時間はどれくらい違うの?
- 加入する前に知っておくべき注意点はないの?
と思っていませんか?この記事では下記のことがわかります。
- 無料版との違い
- 加入前に知っておくべき注意点
- ChatGPT Plusの加入方法
- 使ってみた感想
この記事を読めば、ChatGPT Plusに加入すべきか無料のままでいいのかを判断できるようになります。無料版との違いや加入前の注意点をクリアにして、後悔しないようにしましょう!
使用モデルごとに文章生成速度を比較した結果
さっそくですが、ChatGPT Plus(有料版)と無料版の文章生成にかかった時間を比較しました。こちらの動画をどうぞ。
文章生成の時間
同じ質問をして、500文字を生成するのにかかった時間は以下のとおりです。
GPT-4(有料版):1分23秒
Default(GPT-3.5)(無料版):22秒
Legacy(GPT-3.5)(無料版):39秒
ChatGPT Plusに加入してGPT-4を使うと、GPT-3.5に比べて文章生成に時間がかかることがわかりました。
サクサク文章を生成したい人は、無料でも使えるGPT-3.5でもいいかもしれません。
文章のクオリティ
それぞれのモデルで生成された文章は以下です。
Default(GPT-3.5)
日本の歴史は、江戸時代から現代まで激動の時代を過ごしてきました。江戸時代は、1603年から1868年まで続いた時代で、江戸幕府が天皇の代わりに政治を行い、国内は比較的平和でした。しかし、19世紀末になると、欧米列強が日本に侵略し、明治維新が起こりました。明治維新では、幕府が廃止され、天皇が政治の中心となり、西洋化が進みました。この時代には、鉄道や電信などの近代的なインフラが整備され、経済成長が進みました。
第一次世界大戦後、日本はアメリカや欧州との関係を深め、第二次世界大戦に参戦しました。しかし、日本は敗戦し、占領下に置かれました。占領下では、民主主義や平和主義が重視され、憲法が改正されました。その後、高度経済成長期に入り、日本は世界第2位の経済大国に成長しました。現代では、技術力や文化の影響力も世界的に認められています。
しかし、日本は今も様々な問題を抱えています。高齢化や少子化、労働問題など、社会問題が顕在化しています。また、東日本大震災や新型コロナウイルスなどの災害や感染症も起こっています。今後も、日本は様々な課題に直面しながら、歴史とともに進んでいくことになります。
Legacy(GPT-3.5)
日本の歴史は長いもので、江戸時代から現在に至るまで多くの変遷を経てきました。江戸時代は1603年から1868年までのことで、この時期には名工が多く、芸術や文化が発展しました。この間、江戸幕府が実権を持つようになりました。しかし、1868年に明治維新が起こり、幕末の時代から明治時代に移りました。この時期には西洋文化が取り入れられ、新しい政治体制が整備されました。
明治時代は1868年から1912年までで、この期間には工業化が進み、国力が強まりました。また、日本はアジア諸国との関係を改善するために外交活動を行いました。さらに、1931年に中国でのインシデントが起こり、1937年には中国との戦争が始まりました。この戦争は1945年に日本が敗北したことで終結しました。
そして、戦後は1947年に新しい憲法が制定され、多くの改革が行われました。このころから日本は高度経済成長を遂げました。また、1991年にソ連が崩壊したことで冷戦終結、日本はグローバルな役割を担うようになりました。
以上が、江戸時代から現代までの日本の歴史の簡単な概要になります。日本の歴史は多様で複雑なものであり、学習することでより深く理解することができます。
GPT-4
江戸時代は、1603年から1868年までの約260年間で、日本の歴史の中で平和な時代として知られています。この時代は、徳川家康が幕府を開いたことから始まり、徳川家が日本を統治しました。そのため、江戸時代は別名「徳川時代」とも呼ばれます。
江戸時代は、鎖国政策で外国との交流を制限し、安定した国内体制が続きました。また、この時代は、武士、農民、工人、商人という四つの階層が明確になり、武士階級が支配的な地位を持っていました。江戸時代はまた、芸術や文化が発展し、浮世絵や歌舞伎、文学などが栄えました。
しかし、19世紀半ばにアメリカのペリー提督が来航し、日本の鎖国政策が終わりを迎えました。これにより、日本は近代化への道を急ぎました。1868年には、明治維新が起こり、徳川幕府が倒れ、新しい政治体制が始まりました。明治時代は、日本の近代化と西洋文化の導入が進んだ時代です。
明治時代を経て、大正時代(1912年~1926年)や昭和時代(1926年~1989年)が続きました。昭和時代には、第二次世界大戦が起こり、日本は敗戦しました。戦後、日本は再建を進め、高度経済成長を経験しました。
平成時代(1989年~2019年)から令和時代(2019年~)へと続く現代において、日本は世界の主要な経済大国の一つとなり、科学技術や文化、芸術など多岐にわたる分野で活躍しています。
ChatGPT Plusと無料版の違い
ChatGPT Plusと無料版の違いは以下のとおりです。GPT-4が使える以外の違いについて解説します。
ChatGPT Plus | 無料版 | |
料金 | 20ドル / 月 | 無料 |
GPT-4 | 利用できる | 利用できない |
アクセス集中時 | 利用できる | 制限がかかる |
応答速度 | 高速 | 標準 |
新機能への 優先アクセス | あり | なし |
1.アクセス集中時でも利用できる
ChatGPT Plusに加入してから、一度もエラーが出ていません。
アクセスの集中具合がわからないので明確なことは言えませんが、今のところはストレスなく利用しています。
2.応答速度が速い
GPT-3.5を利用すると分かりますが、有償アカウントと無料アカウントでは応答速度が違います。
GPT-4とGPT-3.5の比較ではなく「GPT-3.5の生成速度を比べると有償アカウントの方が早い」という意味です。
3.新機能への優先アクセスがある
執筆現在(2023年3月25日)、GPT-4のことです。
ほかにも有償版ならではの機能が使えるようになったら、更新します。
ChatGPT Plusに加入する前の注意点
ChatGPTへの加入を検討している人は、下記の注意点を把握しましょう。
- 支払いはクレジットのみ
- 請求書がドル表記
加入してから後悔しないようにしてください。
支払いはクレジットのみ
ChatGPT Plusの支払いはクレジットのみです。他の方法は使えませんので注意しましょう。
請求書がドル表記
こちらはChatGPT Plusの請求書です。金額がドル表記になっています。
ChatGPT Plusへの課金を経費にしたいWebライターさんもいると思います。
一部のクラウド会計システムでは外貨での入力も可能みたいなので、お使いのシステムに問い合わせてみてください。
ChatGPT Plusの加入方法
ChatGPT Plusは、無料版に登録していないと加入できません。
未登録の方は、下記を参考に登録を済ませてください。
無料登録が済んでいる方は、クレジットカードを用意して下記の手順ですすめてください。
「Upgrade to Plus」をクリック
Upgrade plan」をクリック
3つのチェックマークに書かれている3つの英文は以下の意味なので、安心してください。
- 需要が多い時期でも対応可能
- 応答速度の高速化
- 新機能への優先アクセス
決済システム「Stripe」を利用したことがある人は、SMSに届いたコードを入力します。
「Stripe」を利用したことがない人は次へ。
Stripeの利用有無にかかわらず、
- 左側の金額を確認
- 右側に支払い情報を入力
をします。
チェックボックス部分の英文は
- 解約するまで自動で更新するよ
- 価格は変更する可能性があるよ
- OpenAIの規約やポリシーに同意したことになるよ
という意味ですので、問題なければチェックを入れて「申込」をクリックします。
以上でChatGPT Plusへの加入は完了です。「Continue」をクリックして、↓の画面になっていることを確認しましょう。
画面上部の「Model」からGPT-4が選べるようになります。
ChatGPT Plusを使った感想
ChatGPT Plusに加入して感じたことは以下のとおりです。
- 混雑時でもエラーがない
- 支払いがスムーズ
- 領収書も発行できる
ひとつずつ詳しく紹介します。
混雑時でもエラーがない
個人的にはこれに一番メリットを感じています。
無料版の場合、反応が遅いと
- 混雑していてエラーか?
- 回答できない?
- リロードが必要?
など、やきもきしていました。
しかしChatGPT Plus加入後は、今のところ100%回答が返ってきていますので、ストレスがありません。
支払いがスムーズ
決済システム「Stripe」を利用したことがある人なら、クレジット情報の入力が不要なので1分くらいで支払いが完了します。
Stripe未利用者でも、クレジットカードを手元に用意しておけば約3分で決済できます。
領収書や請求書も発行できる
Webライターなどフリーランスの方は、ChatGPT Plusへの課金を経費にしたい方もいるのではないでしょうか?
領収書や請求書は下記の手順で発行できます。
画面左側「My account」をクリック
少し下にスクロールして「インボイスの履歴」の日付部分をクリック
↓こちらから領収書と請求書をダウンロードできます。
まとめ
今回はChatGPT Plusに加入して、無料版との文章生成スピードの比較結果や、使ってみて感じたことを紹介しました。内容は以下のとおりです。
- 最新の言語モデル「GPT-4」が使える
- エラーが無くなりストレスなく使える
- US$20(約2,600円)かかる
ChatGPT自体まだ使ったことがない人は、まずは無料登録を済ませましょう。
→ChatGPTの始め方はこちら
外国の会社が運営しているツールに抵抗がある人には「Catchy」もおすすめです。デジタルレシピという日本の会社が運営していて、操作パネルもすべて日本語です。
100種類以上のツールを無料でも使えますので、試してみてください。
コメント